ピッキオが飼育するベアドッグ(クマ対策犬)が2018年3月31日から4月1日にかけて、計6頭の子犬を出産しました。日本におけるベアドッグの出産は、今回が初めてです。

人とクマとの共存を目指すピッキオでは、2017年夏より「ベアドッグ繁殖プロジェクト」を始動し、日本初のベアドッグの出産をめざしていました。3月31日22:37に最初の1頭が誕生し、4月1日12:43に最後の6頭目が誕生しました。内訳はメス5頭、オス1頭です。
今後、子犬の成長を見守りながら、2019年初夏の本格始動を目指して徐々に訓練を始める予定です。

ベアドッグは、クマの匂いを察知し、吠えることでクマを森の奥に追い払うことができる犬です。ピッキオでは2004年よりベアドッグを活用していましたが、これまではすべてアメリカのベアドッグ育成機関から犬を輸入してきました。本プロジェクトには、クラウドファンディング等を通じて多くの支援をいただき、繁殖に必要な小屋の建設や、アメリカからオス犬を招致して交配させる費用として使わせていただきました。
ベアドッグ繁殖プロジェクトについて
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