
前日祭で鏡開き、佐久13蔵の魅力を発信
9月8日、軽井沢星野エリアで開催中の日本酒イベント「軽井沢サケテラス」の前日祭が行われました。会場では鏡開きでスタートを切り、多くの来場者に日本酒がふるまわれるなど、秋の訪れを祝う和やかな雰囲気に包まれました。
この日登場したのは、全国きき酒選手権大会で日本一に輝いた信州の酒PR大使・由井志織氏と、地元の蔵元を代表する芙蓉酒造の依田氏。由井氏は「秋のお酒は熟成によって味わいが深まる」とその魅力を語り、依田氏は地域の酒蔵の想いやこだわりを伝えました。来場者は熱心に耳を傾け、日本酒文化の奥深さに触れていました。
軽井沢の隣町・佐久地域には、なんと13もの酒蔵があります。これだけ多くの蔵が一つの地域に集まるのは全国的にも珍しく、佐久は“信州の酒どころ”としても注目されています。



由井氏・依田氏が再び登場する特別イベント
前日祭を盛り上げたお二人が、今度は特別イベントに登場し、日本酒と和食のペアリングを体験できるセミナーを開催します。当日は大澤酒造の蔵元も来場し、直接お話を伺いながら佐久の地酒3種類を飲み比べます。季節の天ぷらせいろやおつまみ5種とともに味わい、両蔵の歴史やこだわりを知ることで、日本酒の新たな魅力に出会えるひとときとなります。
地元の酒蔵が醸す個性豊かな日本酒と、秋ならではの料理とのマリアージュを楽しめる今回のセミナー。地元蔵元と直接交流できる貴重な機会を、ぜひお見逃しなく。
講師のご紹介:信州の酒PR大使・由井志織氏
長野県上田市出身、佐久穂町在住。長野県酒造組合認定「信州の酒PR大使」。2013年 全国きき酒選手権大会 個人・団体両部門で優勝。NHK長野「旬に乾杯」などを通じ、信州の酒と食文化の魅力を全国に発信。
酒蔵のご紹介
大澤酒造株式会社(佐久市茂田井)
元禄2年(1689年)に2代目の大澤市郎右衛門が酒造りを始め、280年ぶりに開封された古伊万里の壺に詰められた創業時の酒は、現存する日本最古の酒としても評価されています。米の旨味と透明感を大切に、品質向上に努める伝統の酒蔵です。
http://osawa-sake.jp/
芙蓉酒造協同組合(佐久市平賀)
1887年創業。秋にコスモスが咲き乱れるコスモス街道沿いで地域に根差した酒造りを続けています。代表銘柄「金宝芙蓉」は「最上級に美しいもの」を意味し、風土の恵みを尊重した手仕事の酒造りをモットーとしています。
http://www.fuyou.org/



軽井沢サケテラス特別イベント「日本酒ペアリングセミナー」
日程:9/22(月)・9/23(火)
時間:15:00〜/17:30〜
場所:村民食堂
定員:20名
料金:6,500円
内容:日本酒3種飲み比べ、おつまみ5種、季節の天ぷらせいろ