【開催報告】軽井沢 森ピアノ「森の発表会」「はじめまして連弾」

「軽井沢暮らしを豊かにする」をテーマに、講座やワークショップなどを開催している「星野コミュニティベース」より、9月に開催した軽井沢 森ピアノの様子をお伝えします。

芸術の秋に豊かな自然の中で気軽に音楽を楽しんでいただきたいという想いから、2021年より開催してきた軽井沢 森ピアノ。今年はさらに、音楽を通して地域の方々と心を通わせ、共にイベントを創り上げたいとの願いを込めて、「森の発表会」(9/6)と「はじめまして連弾」(9/27)を企画しました。

森の発表会

9月6日に行われた「森の発表会」には、お子様から大人まで9名の方がご参加くださいました。最初は少し緊張した面持ちでしたが、自己紹介やリハーサルを重ねるうちに、自然と会話が弾み、会場は温かい雰囲気に包まれ、発表会がスタートしました。

この日のために、熱心に練習を重ねてこられた参加者の皆さま。軽井沢の森という開放的な空間で、日頃の練習曲やお気に入りのメロディを、肩の力を抜いてのびのびと演奏される姿が印象的でした。通りがかった方も足を止め、その素敵な音色に合わせて一緒にリズムに乗って楽しまれる光景も。

発表会の締めくくりには、参加者全員で元気に「パプリカ」を歌いました。ピアノの伴奏に合わせて響く歌声と、皆さまの弾けるような笑顔は、まさに心に残る素敵なひととき。秋らしい心地よいお天気の中、美しいピアノの音色とたくさんの笑顔に包まれ、穏やかで満たされた時間が森の中に流れていきました。

はじめまして連弾

9/27に開催した「はじめまして連弾」には、8名の方がご参加くださいました。当日は、秋らしい穏やかな天気に恵まれ、会場にはやわらかな空気が流れていました。

初めて出会った方同士でペアを組み、初めて見る楽譜を使って連弾に挑戦。最初はお互いの息を合わせるのに少し戸惑う様子も見られましたが、練習を重ねるうちに自然と呼吸が合い、音が一つに溶け合っていく姿がとても心温まるものでした。3人4手の演奏にも挑戦していただき、笑顔の絶えない時間となりました。

「上手に弾くことよりも、楽しんで弾く」という想いを大切にした今回のイベント。その言葉通り、皆さまが音を通して心を通わせ、ピアノを囲んで笑顔で演奏される姿が印象に残りました。初めて会う人と連弾をするという貴重な体験に、「とても楽しかった」とのお声も多くいただき、温かなつながりを感じられるひとときとなりました。

軽井沢の森で生まれた、音楽を通じた温かい交流の輪。ご参加いただきました皆さま、そして温かく見守ってくださった皆さまに、心より感謝いたします。

「森の発表会」「はじめまして連弾」の詳細

「星野コミュニティベース」とは
軽井沢やその近隣にお住まいがある方を対象に、「軽井沢暮らしを豊かにする」をテーマにした講座やワークショップ、イベント等を開催しています。
「星野コミュニティベース」の詳細はこちら